2011年10月6日 やっぱり秋は和食ですね。

10月も各コース大好評の和食です。
これは、おもてなしBコース、金沢の治部煮や鶏しんじょの煮物椀を入れた秋のお懐石です。白あんがベースの和菓子です。「もみじ路」とい名前にしました。生徒さん、和菓子って思ったより簡単ですね。絶対作りますって言ってました。

鴨肉でだしを取って次々煮ていく、「治部煮」です。はじめて金沢で食べたときの感激は忘れられませんでした。わさびを煮汁に溶きながら食べます。先週主人の母の法事があり、出雲に行ってきました。奥出雲の叔母の家に泊まって、家族皆さんで食卓を囲んで地元の御馳走を頂きました。

地元のささで包んだ笹寿司・野焼きという大きなちくわみたいなかまぼこもお酒や麹が入って、とっても美味しいのです。手作りのお漬物もかなり美味しく、お酒・麹・酒粕など日本古来の知恵が生きている感じでした。

奥出雲のお米もかなりのブランドで、今年の新米を精米仕立てを頂いて感激でした。糸原記念館(鉄で財をなした旧家)を訪ねたり砂の器の舞台になった亀嵩の温泉に入って、ヤマタノオロチの神話の故郷の山々を眺めながら、エネルギーをたくさんもらってきました。

古来の日本の良さがたくさんあって、大勢の家族を囲む素敵な日本が残っていて、これからの食育講座やレシピ作りにも生かしていきたいと思って帰ってきました。

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