皆さんはどんなクリスマスを過ごしましたか。世の中が不況で、楽しいニュースが少ない中、手作りの楽しさを沢山味わいたいものです。私自身は海外でクリスマスやイベントに招待されたり、お招きしたりする機会が度々ありました。「ホームパーティーを開きます」なんていうと、何をしたらいいのだろうと、どうしても身構えてしまいますよね。
イギリスにいる時に、イギリス人はさぞや町中賑やかにクリスマスをするのだろうと思って、イブの日に街の様子を伺うと、お店はほとんどしまって人通りも少なくひっそりしていました。そう、かつての日本のお正月の様に各家庭で親戚などが集まって祝うことなのです。家庭でお料理を作ります。ほとんどローストチキンをオーブンで焼いていました。でもスーパーで丸ごと焼くチキンと、お湯で溶くソースが売っています。
私の友人のマーガレットは本格的にお料理を作る人でしたので、クリスマスは疲れて大変だと言っていました。イブ、クリスマスそして次の日がボクシングデーです。(あちらでは、クリスマスプレゼントをツリーの下に飾っておいて、このボクシングデーにラッピングを開きます)3連休になりますが、26日のボクシングデーは街の中心やあちこちでセールが始まり、奥さん達はここぞとばかりにバーゲンに、くり出したものです。
向かいの家の奥さんのスィミは、「ヒロコはハロッズのセールで何を買ったか見せて。」 なんて言われるので、私のお目当てはひたすら陶器とキッチン用品だったので、「なんでそんなものばかり買うの」なんても言われてましたね。BBC放送が、日本人がバブルで、ものすごい勢いで陶器や銀器を買う姿をテレビに写して話題になったことがありました。だからカメラにに取られない様にしなさいと言い伝えられていましたよ。
さて、お教室では「ホームパーティーの開き方」なるレッスンイベントで23日は大忙しでした。生徒さんがいままで習った「家庭料理」や「おもてなし料理」の復習と発表の機会ということで朝から2人ずつ組んでお料理やケーキを作り、ゲストの方達をお招きしました。
私もあらためて気が付いた事が沢山ありました。とても上達されたなと思うレシピもありましたが、あれこれっていつも言っているのに・・・と思うことも見つかって、今後皆さんのご要望に応えて「オーダーレッスン」として日頃のレッスンの成果を見せるのも、楽しいなと思っています。
来年もまた、色々なお料理をすることによる楽しみ方にも応じていくよう、ここのお教室ならではの特徴を出していこうと思ってます。ちなみに今回のゲストの方は国会につめていらっしゃる各メディアの記者さん達でしたが、「ホームパーティーに招待された事はありますが、こんなお店より美味しいお料理を食べたことはありません。」と驚いて、感激されてました。そうそう、そこで盛り上がった、デザートの「こころをわしづかみゲットのプリン」のお話を次回はのせます。あと1週間の今年ですが、どうぞ楽しくお過ごし下さい。