すっかり初夏の気候ですね。以前よりご依頼のあった、「外務省夫人のための会」のお料理講習をやりました。これから海外に赴任されて、すぐに困るのが,何と言ってもお料理です。
特に日本料理を作ることがを多いという事でしたので、、食材を調達することも大変なお国に赴任されても、ストック出来る食材や缶詰、乾物で出来るメニュー構成で6レシピをご指導しました。
・海老と野菜の炊き合わせ(干し椎茸・高野豆腐・梅花にんじん・絹さや・有頭海老)
・アスパラの卵寄せ
・鶏もも肉のくわ焼山椒風味
・銀たらの西京みそ焼
・アボカドのサラダ寿司
・あずきのゼリー
お子様の幼稚園のお迎えがあって、1時にはお帰りになりたい人に合わせて10時からスタートして12時半には何とか終わらせるはずでしたが、実際に終了したのは12時45分でした。写真は盛り付けているところです。銀だらは3日前から漬けておきました。
わたしも、ロンドン駐在の時はよくお客様がいらっしゃって、日本食を作りました。日曜日にしてもらって、土曜日の早朝にテームズ川の近くのフィッシュマーケットに大きな袋を持って、長靴をはいて買出しをしたものです。サーモンを1匹さばくと、お刺身、照り焼き、そして塩しゃけも冷蔵庫の中で乾燥させて作ったものです。
あたふたとあわてないで、冷めても美味しいものを中心に組み立てて、とてもよろこんで頂きました。すぐに赴任の人もいらして、「是非つくってみます。」とおっしゃって頂けて、盛りだくさんのメニューでしたので、本当に時間の配分が上手に出来るか、実は私も心配でしたが、料理大会の1分前に終わったあの時のことも、思い出してたりしました。
幹事の秋元様から、「先生終わりの3品のマキの速かった事、見事でしたね。」マキのやり方まで勉強になりました」 と、おっしゃられて爆笑になって和やかに講習会をすることが出来ました。「専属になって下さいね。」などおっしゃって頂けて、次回にテーマは「1品持ち寄りメニュー」でも「ワインに合うオードブル」でもやりましょうかなんて話題になりました。
5月はメニューがめまぐるしく変わりますが、あと少し頑張ります。月末は北京で中華を食べて、勉強してきますね。