「女性の生き方」と「料理は右脳と左脳を使って作ろう」
30年間料理を教える中で、壁にぶつかり崖があり、その中を突き進んで多くの経験をしてきました。
コロナ禍で料理教室業界は壊滅的な状態です。昨年の10月まで展開してきた銀座も多くの料理教室が閉校や移転をしました。
こんな中で料理教室をやめなかった理由が2つあります。
1つは今を生きる「女性の生き方」に少しでも私の経験が役に立てばという思いです。
もう1つは、私の料理のレシピが「左脳」調理科学と「右脳」アイデア・ひらめきが組んだ、独自のレシピでありそれを後世に伝えて行きたい思いからです。
私が結婚をした41年前の女性のほとんどが専業主婦でした。家事や育児をして、温かい家庭を作り守ってきたことは私の誇りです。加えて料理を教えるというキャリアを30年間展開してきたことは、本当に努力の賜です。両立の大変さを知っているからこそ、私の経験を伝えて役立てて頂ければと考えてます。
かつて「やっぱり!女は30代が大事!」(明日香出版)というエッセイ集を出させて頂きました。それから8年も経って、更に普通の主婦では味合わなくてすむであろうたくさんの経験もしました。これからの女性の肩にのることは多いです。自らもその重圧を知っているからこそ、精神的に強くなって乗り越えていって欲しいです。せめても料理だけでもお役に立ちたいと思っています。
私のレシピは「左脳が働く調理科学」と「右脳が働くアイデアやひらめき」が組んだレシピです。左脳は料理を作るうえで「料理の何故」を紐解く大事な法則です。しかし時間にもスキルもない状態で、左脳ばかりでは少しハードルが高いこともありますね。是非右脳も使って作って下さい。
お教室はもちろん、「youtube」でもご覧頂けます。
そして究極の時短料理が必要な時には「ツキママミール」をお役立て下さい。
30年間様々な形で、料理の作り方や味を提供してきました。
料理研究家として、まだまだ教えるたびに思いつくアイデアに磨きをかけ、たゆまぬ努力をしていきます。
どうぞ今後とも宜しくお願いします。
槻谷寛子