3月に入って11日になるのに毎日寒くて、春の訪れが待ち遠しいですね。
家庭料理は卒業の月にふさわしく「お赤飯」「豚肉の角煮」「春のお吸い物」です。和食のメニューはやはり人気があります。
お肉を煮込む、おこわを炊く、おだしを取るなど調理は簡単なのです。ただ時間がかかるメニューの取り合わせなので、何とか2時間以内で作りたいと皆さんといっしょに作りながら、時間の配分に気を遣いますね。
でも、食べる時のこの笑顔はこちらまで幸せです。「美味しい」「お肉柔らかい」「やっぱり、天然のおだしはいいですね」などなど、あちらこちらから聞こえてきます。さて、先日こんな記事を読みました。「家庭料理、このままでいいの」食は毎日のことだからおろそかにできない。ですがご飯作りが負担になるようでは家庭料理として失格といえます。
ここでいう”負担”とは、①時間的・肉体的な負担②経済的な負担そして③環境に対する負担です。共働きの家庭が増えています。お母さんがパートに出ている家庭も多いです。そんな現代家族にとって、従来のクラッシックな家庭料理は時間もかかります。
また手間もかかって台所に立つのもおっくうになるのが大半ではないでしょうか。環境の負担も無視できません。「フードレス」という言葉を聞いたことがありますか。これは食べられるのに捨てられる食材のことで、日本は年間500~800トンがゴミ化して残飯大国世界一です。
家庭料理を考えなおす時です。
21世紀の家庭料理は誰にでも簡単に作れて冷蔵庫の食べ物を使い切ることを目指さないとなりません。食卓は家庭の幸せのスタート地点です。誰もが笑顔あふれる、家庭料理を目指したいものです。
本当にそうだと思いました。4月に1週間連動使い切りレシピをやります。第5弾、新しいメニューで展開します。1回のお買いもので使い切れば食材も安心な国産を使えますよ。
定番の作り方も工夫すれば、美味しさそのまま時短で出来ます。
私の仕事は、こうゆう事を考えることなのですね。