韓国メニューを作りました。
これは、「パジョン」です。ハンゴル語で「パ」はネギの事でジョンがお好み焼きのことです。上に海老のすり身をのせてお好み焼きにしますが、ネギを何層にもするので、ひっくり返すのがちょっと大変です。この時期でしたが、市場にセリもありましたので、セリも入れました。何層になってますかしら?こちらは、韓国風のから揚げです。
一緒になす、ピーマンも揚げてコチュジャンベースのタレにからめて人気の1品です。韓国メニューをはじめに出してから9年が経ったことになりますね。忙しい時間を工面して韓国宮廷料理やベトナム料理タイ料理を習いに行っては、生徒さんにどうやって簡単に作るかのアイディアを試作してレシピを作ってきました。
はじめてお教室で作ったとき生徒さんたちが「先生、これちぢみじゃなーい、別物です。」と言ったのを思い出しました。彼女たちがちぢみといって食べていたのは、薄くてこんなにお野菜がいっぱい入っていないですね、きっと。作るのはなかなかテクニックがいりますか。でもそんなに難しくないです。難しくご指導したら、皆さんお家で作ってくれませんね。だから技術がなくても出来る様に考えます。それをするのが私のお役目ですね。
20年もご指導することになりましたが、生徒さんが求めているものも変わってきています。家庭料理の美味しレシピ⇒世界のおもてなし料理その味付けやバラエティーを保ちつつ、それを短時間・簡単・便利に作るアイディアがこれからは絶対必要ですね。生徒さんの先日のコメントで「先生のレシピは1,2,3で出来ますね。おもてなしも食材と調味料が少し珍しものや高級なものを使いますが、基本はやっぱり1,2,3ですよね。」っておしゃってました。
嬉しく思いました。基本は難しくないって思って頂けるようなアイディアをいつもどこでも考えてます。実は教えながらこれこっちのやり方いいのではないかとか、この食材を使うといいとかね。浮かんだアイディアをノートに書き留めておくようにしてますが車の運転中だったり、お掃除中だと出来ないこともあります。あとから思い出して書いているうちに、また違うアイディアが浮かびます。そんな繰り返しです。
そうそうこの記事を書きだす時に昔、この韓国風から揚げ作った時、高校生だった娘が夜に明日の朝また食べていこうと残しておいたものを、深夜主人が帰宅して食べてしまって、怒って翌朝父親のお尻をたたいたので、主人がまた作ってやってくれと頼まれたのを思い出します。講習の時に必ず話すエピソードです。レシピが各3年ごとに繰り返される度に皆さんの楽しそうな笑顔も思い出されて、心が豊かになりますね。