日差しは、春めいてきましたがまだ、朝晩は寒いですね。2月はお魚メニューをどのコースもいろいろ作ってます。魚へんに春と書いて、鰆(さわら)です。文字通り今が旬ですがなかなかお魚は値段がその日によって、変動があって、この日の鰆もなかなかのお値段でした。でもお魚メニューをたくさん入れると生徒さんは、大喜びですね。
それにこのレシピびっくりするほど簡単です。ちょっと途中は見せないでサーブすると、まるで料亭さんの味わいです。たれの中に、カツオ削りをそのまま入れて追い鰹風味で柚子の香りも美味しくて好評です。この、蕪のお料理2点、野菜マリネと蕪の葉っぱの胡麻和えです。
実は当初レシピに入れる予定ではなかったのですが、あんまり蕪の葉っぱがりっぱでもったいなくて、急きょ作りながらレシピを増やしました。オレンジ色に見えるのは、鮭フレークです。そういえば西船橋のお教室で時間がありそうだと、冷蔵庫やストックをみて今からもう1品作るね、なんて、私がその場で作ったおかずやスープが大好評で、生徒さんたちが
「あの先生のその場で考えたレシピ使えますね。よく作りま~す。」
なんて言っていたのを思い出しました。
場所が大都会の銀座に移っても家庭的なアットホームさはちっともかわらないですね。やっぱり生徒さんはお稽古で癒されたり、元気になりたいと思っていますもの。ついでにこの日に作ったチーズケーキもご披露します。こちらも簡単です。でもまるでスフレのように柔らかく焼けてます。これにもちょっと工夫が…こちらは、おもてなしAコースの早春のお懐石です。
柚子の皮が、ロールケーキにも、あんこにも1個ずつ入っていて香りが幸せの香りでした。名前を「幸せの柚子ロール」に変えましょうか。以前から「先生のお料理はオシャレなのに、名前が普通(そのまま)なんてよく言われましたね。さて、春のせいか結婚のご報告も多くてうれしいですね。でもご結婚でほとんどの生徒さんは、お仕事は続けられます。
「先生の味付けは、彼に・家族に・お子さんにウケるので。」は、よく反響として聞こえてきます。ますます簡単・美味しいのコツや工夫は必要なんですね。