6月のおもてなしBコースは、韓国料理です。これから暑さにむかって、栄養たっぷりの「サムゲダン」じっくり煮込んで、美味しかったですよ。
といっても、レッスン中は7~8時間も煮込めないので、圧力鍋で煮ました。それでも、1時間以上煮ましたよ。ひな鶏のお腹に、朝鮮人参やなつめ、もち米に栗を入れて骨までとろとろになって、大好評でした。大久保の韓国広場まで買出しにいきました。
生徒さんが、「サムゲダンが家で作れるなんてびっくりです。」っていうので、「家でできないものなんてほとんどないですよ。」とお答えしましたが、それでまた家で作ると、材料をふんだんに使えるので、本当に美味しく出来ますね。
入会されたばかりの生徒さんが、「私も世界のおもてなし料理のクラスに入っても良いですか。」と、時々聞かれますので、「もちろんご参加下さい。」ってお誘いします。家庭を持っても専業主婦にすぐになる人はすくないですね。また男性も積極的にキッチンに入るので、お料理を教える様々な条件も変わってきました。
なかなか従来通りの家庭料理の作り方では、難しいかもしれません。時間がない中、あるいは初心者でも美味しく作るアイデアが必要のようです。そして、美味しい料理の味付けのレベルは、昔より高いですもの。ご指導する立場では、簡単・手早く・味よしのアイデアをどうやったら満たして差し上げるかを、考えなければと思っています。
でも、はじめてでも、こんなに美味しいお料理が作れるという、達成感も必要です。ここの皆さん、入門クラスで2回目、3回目、4回目の生徒さんたちです。エビチリやプリンがいとも簡単に出来たことや、長ねぎの切り方のコツを感動していらっしゃいました。もうお料理上手の始まりですね。